ピント合わせの話

Tongeia fischeri japonica

画像は昨日撮影をした、【 クロツバメシジミ Tongeia fischeri japonica 】。

OM SYSTEM OM-1 に M.ZUIKO 90mm F3.5 Macro PRO で撮影をした。

【 クロツバメシジミ 】 は、非常に小さなチョウなので、近接撮影には気を遣う。

つい最近まで、マニュアルフォーカス一辺倒であったが、

流石に近年の機材の進化によるオートフォーカスの速さには勝てず・・・AF も使い始めた。

「生き物」の撮影は、イワズモガナ「目ピン( 昆虫の場合は複眼にピントを合わせる )」であるが、

掲載の写真は「目ピン」が来ていない・・・・・。

コレは、OM-1 の「フォーカスエリア」を選び間違えた様である。

と、いうのも・・・小さな1点を狙う「シングルエリア」にしておけば良いものを・・・・・

便利そうな、その上の「スモールエリア」に設定していた。これにより、「複眼」ではない位置のピントを拾った様である。

確か、国産一眼レフカメラで最初にオートフォーカスを搭載したのは、ミノルタのα7000 であったと思う。

当時、小学6年生であった私は父の Nikon を使っていた。オートフォーカスに憧れた。

自分で働き、購入したカメラは・・・Nikon F90 と Micro-Nikkor 60mm F2.8 であった。

当時はまだ、オートフォーカスのスピードも速くは無く・・・

植物が主な被写体であった私には、マニュアルフォーカスの方が便利であった。

その後、デジタルカメラへ移行するものの、Nikon D70 に組み合わせていたのは・・・

相変わらずの Micro-Nikkor 60mm F2.8 であった為、ほぼ「マニピン」・・・・・。

OLYMPUS へ マウント変更をするにあたり、

M.ZUIKO 60mm F2.8 Macro が 非常に MF のし辛いレンズであった為、AF を使い始めた次第である。

今年の春、M.ZUIKO 90mm F3.5 Macro PRO を入手してからは MF/AFが半々位であった。

ちなみに、M.ZUIKO 300mm F4 PRO でも M.ZUIKO 150-400mm F4.5 PRO でも ほぼMFである。

特に、飛翔写真を撮る時は 私の場合・・・マニュアルフォーカス でないと追いつかない。というか、すっぽ抜ける。

〜閑話休題〜

さて、【 クロツバメシジミ 】 の様な小さなチョウの静止姿を撮るのであれば、今までに様にMFで撮るべきであった。

少なくとも、AF で撮った後に MF でも撮っておくべきであった。

来週半ば位にまた行けそうであるので、この時は マニュアルフォーカス で始めようと思う。

AF は後回しでもヨイのだ・・・・・。

OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO 90mm F3.5 Macro PRO

‘23.10.28 神奈川県相模原市

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