
Neope goschkevitschii
五月二十八日の夕方。「裏山」を登る途中で目に入った光景は、普通の筈なのに・・・普通では無かった。
オソラク「裏山」で最も目にする機会が多い(生息数が多い)であろう 【 サトキマダラヒカゲ Neope goschkevitschii 】
が「産卵」をしていた。最も多い筈であるのに・・・・・初めて見た。。。感動であった。。。
「複眼」と「卵」の二点に ピント が合う様に。それでいて「翅」がボケすぎない様に・・・・・
何度も角度を変え、位置をかえしながら撮った。
斜面であるので、足場の崩落から「母チョウ」が飛んでしまわない様細心の注意をしながら足や身体を動かした。
夕方であったのにフラッシュ(が重いから)を持って出かけなかったので・・・シャッタースピードが稼げずに
「深度合成モード」で撮る事は不可能であった。ならば・・・我慢のスローシャッターで撮るしかない。
背面液晶を確認する度に・・・ドキドキした。「裏山」から帰宅し、パソコンへ SDカード を差し込む。
画像の列が現れる・・・・・キチンと撮れているか???ドキドキが止まらなかった。。。
そりゃ、少しは遠征(結局今年は何処へも行けず)もしたいけれど「裏山でキチンと撮る」を実践できたかと思う。
良い写真は一年に一枚で良い。と思っているし、撮れない。と思っている・・・・・。
それで良いのかなぁ。。。と思いながら、今日もシャッターを切っていた。。
OM SYSTEM OM-1MarkⅡ + M.ZUIKO 90mm F3.5 Macro PRO
神奈川県川崎市 中部山岳地帯「裏山」


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