〜名残〜  アカボシゴマダラ(春型)

Hestina assimilis assimilis

奄美大島と徳之島の自然保護協会・鹿児島県・環境省 などが「島の生き物を持ち出さないで」という共同声明を発表した。

これには、生き物界隈驚愕の大騒ぎ・・・。

在野のアマチュア研究者による「新種の発見・発表」などの 「ファウナ・フロラの解明」に待ったがかかる訳だ。

ここから先の文章はあくまでも私見であるが・・・

先般の中国人による「国の天然記念物:オカヤドカリ属に含まれるヤドカリ類 Coenobita spp.4500匹以上

を違法に持ち出そうとして空港で捕まった事は記憶に新しい(罰則が軽過ぎると感ずるのは僕ダケであろうか?)。

まぁ、上記の事柄だけでは無く、原因となった事例は多々あるのであろうが、キッカケとなった事は確かであろう。

ここで「研究者」が「研究の為の持ち出し」も出来なくなるのではないか?

と危惧している様だが、コレは手続きを踏めば出来るのでは無いであろうか。また、そうであって欲しい。

問題は・・・「趣味家」である。自制出来れば良い事で、根こそぎ採る様な輩がいるから規制がかかるのであろう。

また、ソレを商売にする輩が居る事も確かである。

何処から来たのかも分からぬ不審な余所者が、車を道に横付けして木に登っていたり、池や畦でガサガサと網を入れている。

こうした行為自体が目に余った事も確かであろうと思う。

見た事も無い輩が島の生活エリアの中でガサガサゴソゴソしていれば・・・気持ちの良いモノで無い事は当たり前である。

誰かがSNSで書いていたが、「虫屋はお金を落とさない」そうである。

車中泊や安宿に泊まり、カップ麺を啜る・・・。で・・・・・島の生き物は都合よく持って行かれる。

コレは心中穏やかで居られる筈が無い。。。

「虫」を採る事に夢中な連中は、その足元迄は気にしない。

コレは我「裏山」でもそうなのだが、足元に生えている「植物」は全く「無視」で踏み躙られる。

マサニ「蹂躙」である。。。

そして・・・目的の「虫」が採れれば、感嘆の声をアゲルであろう。ソレは「奇声」にもなるかもしれない。

僕は「虫採り」を擁護したい。が・・・そうは行かない原因を「虫屋」自身が作っているのも事実で、

こうした悪習は正して行かねばならぬのは当たり前であるが・・・

自制が儘ならぬなら、「生き物の採集」自体に何らかの「規制・警告」が必要になってくるモノであろう。と思う・・・。

OM SYSTEM OM-1 MarkⅡ + M.ZUIKO 90mm F3.5 Macro PRO

神奈川県川崎市中部山岳地帯「裏山」

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