〜明らかに違う種〜  マエグロハネナガウンカ属の仲間

Genus Zorida spp. 10.Sep.’20

Genus Zorida spp. 14.Sep.’20

Genus Zorida spp. 24.Aug.’21

Genus Zorida spp. 19.Oct.’22

シリアカハネナガウンカ Zoraida horishana 30.Aug.’23

上記五枚の写真は全て同一箇所しかも同じ「貯木場内」での写真である。「貯木場」は 7x5m程度の広さ。

主に、枯れた伐採木が一時的に貯められている場所で、伐採木には [ タマチョレイタケ科 Polyporaceae

に属すると思われる「多孔菌」が見られる。「ハネナガウンカの仲間」の幼虫期は、「菌食」をする。という事らしいので、

ココに「成虫」が多く見られるのは、「産卵」または「幼虫期の成長」・「羽化」に関係しているのかもしれない。

が・・・・・五年程通ったが・・・・・「幼虫」すら見たことは無い・・・・・。

只、一枚目と二〜四枚目の写真では「」が違うと思われる。二枚目から四枚目は「同じ種」ではないだろうか。

対象比較用に [ シリアカハネナガウンカ Zoraida horishana ] の写真を五枚目に掲載した。さて、「裏山のハネナガウンカ」は・・・・・

Genus Zorida spp. 17.Aug.’25

上記写真の様にオソラク・・・二枚目から四枚目の「」と「同種」だと思われる。

では、散々名前ダケ出している「学研の図鑑 LIVE 昆虫 新版」にて [ マエグロハネナガウンカ Zoraida pterophoroides

と「」が特定してある個体は???

27インチのモニターで見ても、残念ながら・・・確固たる特徴が見受けられないが、

スクリーンショットを撮り、拡大(画像は荒れる)して見てみると・・・「前翅付け根付近」と「翅端」に「白い斑紋」が見える。

またココが最大の特徴だと思うが、一枚目の写真の個体では「触角」に「黒い条線」が見られ、他の個体には見られない。

で・・・「学研の図鑑の個体」は???と・・・いうと・・・二枚目から四枚目の写真の個体と「同一の形質をしている」。

様に感ずる・・・。と・・・いう事は、写真二枚目から四枚目の個体は 【 マエグロハネナガウンカ Zoraida pterophoroides

である。と言えよう(あくまでも・・・「学研の図鑑」に従うならば)。。。

只、ココで納得がゆかない事が起こる・・・。試しに、「マエグロハネナガウンカ」でネット検索をすると・・・

皆・・・何を基準にどの様な文献也、資料也を元に・・・・・同定(種の特定)をしているのであろうか???

中には明らかに [ シリアカハネナガウンカ Zoraida horishana ] の写真迄もが「マエグロ」になっているモノも見られた。

結局、「原記載論文」を探し出し、翻訳は Google先生 に頼む也して・・・・・

決着を着けなければいけない頃になっているのかもしれない・・・・・。

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