〜小さくとも〜   アミメアリ(ワーカー)

Pristomyrmex punctatus

偶々、「アリ」を撮らなければならなくなった。しかも・・・白い花に来ている「アリ」を・・・。

「裏山」に 白花の[ フヨウ Hibiscus mutabilis ] が咲いていたので、ソコで探す事に・・・。

が・・・「虫除けスプレー(本年から使用)」を忘れ・・・・・一度退散≡33

出直すと・・・白い花弁に 【 アミメアリ Pristomyrmex punctatus 】 のワーカーが居た。

しかも・・・お題の様に、設定に制約があった。絞りf.8・シャッタースピード 1/1000sec.・ISO200

そして ストロボ の 発光量 が 1/16sec. である・・・。

なぜこんな半端な数字なのか分からなかったが・・・・・まぁ、良い。撮ってみよう・・・。

しかし・・・・・相手は、体長およそ 2.5mmアリ である・・・・・。

動く動く・・・。止まらない・・・・・。

ピントは 90マクロ の最短撮影距離に固定なので、カメラを動かし・・・頭を前後し・・・探る事約二十分。

なんとかシャッターを切ったが・・・・・没・・・・・。

結局、一時間程かかってやっと撮れた写真が、今日掲載した写真。

使用した写真はノートリミングで使用だったが、こちらは見やすくする為に約2/5サイズにトリミングをしてある。

画面左側に「紫色っぽい染み」が見られる。この [ フヨウ ] は完全な白花では無く、「酔白」である様だ。

そういえば・・・・・「蕊」にも色がついていた。。。

此の写真が撮れたのは、なんと言っても「90マクロの手振れ補正」が優秀なお陰。

ボディー側の手ぶれ補正とのシンクロで、シャッターを半押しにすると全く像が揺れない。。。

だが・・・・・ピントは半分「勘」。触角の付け根でピントをとったが・・・「老眼」により「勘」。

パソコンで確認すると・・・・・思ったとおり、暗いし・・・被写界深度が浅い。。。

明るさは調整出来るが、被写界深度までは現像では調整出来ない。

しかし・・・特徴的な 「フタフシ(二節)」とそこに見られる「スパイク」。更に一番の特徴である「網目」を撮る事が出来た。

物凄く集中力が必要なので・・・・・でも F13 位まで絞って、もう一度撮ってみたい。。。

アミメアリ Pristomyrmex punctatus:フタフシアリ亜科

OM SYSTEM OM-1 MarkⅡ + M.ZUIKO 90mm F3.5 Macro PRO + FL-700WR

神奈川県川崎市 中部山岳地帯「裏山」

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