
Parena cf.cavipennis
友人が「イラガの仲間の幼虫を捕食する鞘翅目の幼虫」の写真を見せてくれた。
その時は「種名」まで分からなかったのだが、「樹上性で鱗翅目の幼虫を捕食して成長する『種』」がいた筈。
と、思い・・・伝えたところ、[ アトキリゴミムシ ] の名前が出てきたのが・・・二週くらい前の話。
どうやら、その「ゴミムシ系幼虫」は、[ タケノホソクロバ ] という「 ガ の幼虫」でも捕食するらしい。
「イラガの仲間」は「裏山」で見る機会が少ないが、[ タケノホソクロバ ] の「幼虫」であれば沢山居る。
で・・・・・「見てみたい」と・・・探したのだが・・・・・出てきたのは・・・・・「成虫」であった・・・。
「樹上性のゴミムシ」と云うダケで異質で有るのに・・・飛ぶ・・・しかも・・・ヨク飛ぶ・・・・・。
何度か逃げられながら「M.Z90マクロ」のクリックをして最大撮影倍率に固定して追う。。。
動く・・・飛ぶ・・・ピント合わない・・・・・と、三十分くらい格闘したであろうか???
今朝は比較的気温が低く(25.5℃)、動き易いとはいえ・・・・・大汗かきの僕は・・・汗だく。。。
「フラッシュの光で色味が変わる」なんて戯言は言っていられない・・・。コレが限界・・・。
「鞘翅」に凹みがみられる事、「鞘翅」の溝がソレ程明瞭でない事、かなり小さかった( 1cm以下に感じた)事から、
[ オオヒラタアトキリゴミムシ Parena laesipennis ] ではなく、
【 ヒラタアトキリゴミムシ Parena cf.cavipennis 】 ではないか。と思う・・・。
断定できないので・・・「 cf. ( confer )」をつけた。。。
まぁ、可愛い「種」ではあるが・・・撮りにくいったらありゃしない・・・・・。
OM SYSTEM OM-1 MarkⅡ + M.ZUIKO 90mm F3.5 Macro PRO + STF-8
神奈川県川崎市 中部山岳地帯「裏山」
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