
Hypopyra vespertilio
さて・・・つづき・・・つづき・・・
僕は最初に書いたとおりに「中学生から爬虫類が手元に居ない時は無い」。「何某かの爬虫類が居る」。
多い時には「カメ」だけでも 50頭位居た時もあったのではなかろうか。。。
が・・・現在は・・・「Pr.のクモノスガメ Pyxis arachnoides arachnoides」と「二頭(別種)の ヤモリ」が居るダケ。
コレには色々な事情なり、理由なりがあるが・・・「輸入・販売・密輸」もキーワードになって来る。
およそ十年前の春に、その頃はマダマダ珍しかった「トカゲ」を購入した。
その個体を購入した店は全国でも有名な店であり、よく利用(購入)していたので・・・
信用をして個体の状態をよく確かめもしないで・・・(まぁ、浮かれていたのが本当のトコロであろう)、
それなりの金額を払い、連れ帰った。数週間すると・・・歩き方に違和感を感じた。よく見てみると・・・
前脚の脇の下に「腫瘤」の様な出来物が認められた。
急ぎ「爬虫類を診察する事の出来る獣医医院」へ診察へ連れて行き、治療を受けた。
が・・・・・一ヶ月もしないうちに・・・・・「腫瘤の様なモノ」は全身に広がり・・・死亡した。
流石に・・・金額も金額だったので・・・購入店へ報告(と云うか・・・交渉?)をしたが・・・
「爬虫類というのは基本的に一度店から出れば、あとは購入者の責任となる」。。。
まぁ、僕も「ダメ元で相談をした」訳だが・・・その時に・・・とある話を聞いた。
「有名な店」であるので、僕が勝手に「EU辺りで飼育下繁殖された個体」だと思い込んでいたのだ。
が・・・・・その個体を始め・・・・・その種は当時「ほぼ密輸された個体が売られている事」を聞いた。
「ほぼ」と書いたのは・・・「密輸時に体内に仔が入っていた」としてソレが産まれた時に「持ち腹からの CB」
と表現される事があるからだ。
コレが、「大手・有名店・チェーン店」だからと言って「密輸個体を扱わない」訳では無い。と、知った瞬間であった。
先に書いていた [ コバルトツリーモニター ] に至っては、「日本国内CB」との看板を掲げられるのは
ほんの2~3ヶ月前位に一件のブリーダーが「繁殖」をさせた個体群以外、僕は知らない(勿論、僕が知らないダケかもしれない)。
だから、「売っている コバルトツリーモニター は原産国以外の国で飼育・繁殖された個体である」と、
WWFJの記事 を読むまで(添付写真を見る迄)勝手に思い込んでいたのである・・・ナント物知らずの馬鹿であった事か・・・
日本国内で繁殖された個体のみを扱う(販売する)イベントが四半世紀近く続いている。
確かに、原始個体(親個体)は「野生下からの個体」かも知れないが、健全なイベントだと思う。
こうした文化が根付き、発展しているからこそ・・・
そろそろ「野生動植物の完全輸出入禁止」という措置が考えられないだろうか。
原産地の荒廃・開発によって減る動植物も存在するとは思う。ソレ等は、現地でファーミングして輸出すれば良いと思う。
CITESⅡ類 に指定されている種の販売量が多過ぎると思う。勿論、「飼育下繁殖個体」の「販売」もある。
が・・・ソレ以外の個体が「販売」されている事が、WWFJの記事によって露呈されたのも事実である。
そもそも、日本国内で「飼育下繁殖」される「種」以外は飼育に向かない・または難しいのではなかろうか。
その難しさに挑むのが楽しみ。との事も理解しようと思えば出来なくは無いが、「国内繁殖個体」だけで賄える時代
が・・・・・来ているのも又事実であると思うのだが・・・・・。
無意味な「密輸〜死亡」のサイクルが失くなる事を願ってこの文章を終わりたい。長々と失礼しました。
※【 カキバトモエ Hypopyra vespertilio 】
夜間の散策を少しづつ再開しようと思う。長い間、夕方には(それまでの間何もしていないのに)疲れきり動けなかった。
が・・・少し・・・ほんの少しだが・・・「動きたい」・「撮りに行きたい」と思える様になり、実働できるかも知れない
と。思い始めた。毎日やろうとするのは無理があるので・・・調子の良い日だけになるのは当たり前だが・・・。
朝の「虫撮り」だけでは・・・ネタ的にキツいのも・・・事実・・・。
少しづつ回数を増やせたら。と思う次第・・・。ホント、長々とした文章にて失礼しました。
OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO 8mm FISHEYE PRO + FL-700WR
神奈川県川崎市 中部山岳地帯「裏山」
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