
Graptopsaltria nigrofuscata
「セミ」も暑くて・・・出て来ない・・・ヨウヤク「羽化写真」が撮れた。。。
さて、散々書くと言っていた・・・WWFジャパン による記事への「僕なりの考察」を書こうと思う。
上記記事はこの 7月24日に投稿された。にも関わらず・・・本日(7月28日) タイ(Thailand)の空港にて
「爬虫類25頭を許可なく輸出(要するに密輸)しようとして逮捕」との記事が見られた・・・。
全く「救い様の無い馬鹿」である。
まず、WWFJ の記事内に於いて「日本がアメリカに次いで世界で二番目に『生きた爬虫類』の輸入国」である事。
が挙げられていた。
CITES(俗に言うワシントン条約) にて「商業取引が規制された種」が多い事も挙げられていた。
その中に、先に記した今朝のニュースにあった「密輸」の対象の内の一種であった
[ コバルトツリーモニター Varanus macraei ]という(俗に)「アオホソオオトカゲ」と呼ばれる「種」について書きたい。
まず、CITES というのは「法律」では無い。あくまでも「お約束毎」である。がソレに伴う「法律」に触れ、「逮捕」となる。
CITES には ランクが三種類ある。規制の強い方から I 類・II 類・Ⅲ類 と分けられ、
I 類 に於いては「商業取引が禁止」されている為、今回の話からは省きたいと思う(いずれ書くかもしれないが)。
で、[ コバルトツリーモニター ] は II 類 にカテゴライズされている。II 類 は「原産国の輸出証明書」
が有れば「輸入」出来る(←この言い回しが問題)。
[ コバルトツリーモニター ] は、インドネシアのバタンタ島と言う(聞いたこともない様な)孤島にのみ生息している。
言い換えれば、世界でその「孤島」にしか生息していない。
勿論、インドネシアの国内法により「野生捕獲個体の輸出が認められていない」。
最初に書いた WWFJ の記事の中に、日本国内での「爬虫類販売イベント」会場で撮ったとされる写真が掲載されていた。
ご丁寧に、「店名や値段」迄消さずに・・・。
僕もこの記事を読んでから思い至ったのだが「外国での繁殖個体」だけが流通している訳が無い。とは思っていた。
が・・・「野生捕獲個体」に「輸出許可が下りない」と迄は思わなかった。
・・・・・「ってことは・・・殆ど『密輸』ぢゃん!!」・・・・・
嗚呼、長いね・・・・・つづきます・・・・・お付き合い下さい。
【 アブラゼミ Graptopsaltria nigrofuscata 】 の「羽化」
OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO 8mm FISHEYE PRO + FL-700WR
神奈川県川崎市 中部山岳地帯「裏山」
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