
Mallota eurasiatica
昨日も書いたが、僕はほぼ四十年「裏山」で「虫」を探している。年間で1~2種初認の「虫」がある。
「初認」と「初見」の違いは、「初認」が「見た事は有るが其の場所では初めて。または其のシーズンに初めての場合」を指し、
「初見」は、「全く初めて見る事」を意味するものと理解する。または此の「一日一蟲」上では其の様な意味とする。
四十年もウロウロとしていると、「北上種」や「移入種」の他に「初見」となる「虫」はまず出て来ない。
が・・・・・気が付かなかった「虫」と言うのはマダ居るモノだから「虫」は面白い・・・。
「翅」の付け根が「鮮やかな明るい黄色」の美しい「アブ」と思わしき「虫」が居た。。。
最初は「クワ類の樹液」で見つけ、近くの「葉」などに止まったトコロを撮ったりした。
その後・・・「クヌギの樹液」に現れたトコロを撮り、掲載する事とした。
帰宅し・・・・・調べると・・・・・【 ユーラシアハラブトハナアブ Mallota eurasiatica 】 と云うそうで有る。
「同属近似種」に [ タカサゴハラブトハナアブ Mallota takasagoensis ] という「種」が有るが、
此方は「後肢脛節先端」に「鍵(棘)状の突起」が有るそうで、其れが見られない為、
【 ユーラシアハラブトハナアブ Mallota eurasiatica 】 とした。
何にしろ、「初見の虫」は嬉しいし、「正体が判明」すると・・・もっと嬉しい。
OM SYSTEM OM-1 MarkⅡ + M.ZUIKO 90mm F3.5 Macro PRO + STF-8
神奈川県川崎市 中部山岳地帯「裏山」
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