Hierodula patellifera
僕は自身で栽培している「ラン科植物」の撮影も行う。主に、室内で「無反射黒幕」を使い撮るのだが、
この時に [ M.ZUIKO 60mm F2.8 Macro ] では、長過ぎる(画角に対し、植物がはみ出す)事が多々アリ、購入した。
そのイワユル「標準ズーム」が 【 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO(旧タイプ)】 である。
2013年暮に発売された、新しいとは絶対に言えないレンズであるが、ズーム全域で F2.8 の明るいレンズで、
非常に鮮明に解像力高く写してくれる、「神レンズ」である。と、思う・・・。
オシムラクは、重い事。鏡筒も金属で出来ていて、重厚。前玉の口径も大きく存在感もある。
実は、重い位で丁度良く ボディー とのバランスが保たれている。
「植物」の撮影では、「昆虫で複眼にピントを合わす」様に「花の構造物の決まった部分」に ピントを合わす。
その時に、オートフォーカスで合わせたピントをマニュアルで微調整するのだが、
このレンズには「マニュアルフォーカスクラッチ機構」と云う機能があり、
ボディー側で設定をしなくとも、一発でマニュアルフォーカスに移行出来る。
更に「撮影最大倍率 0.6倍」と云う、準マクロ的に使い易いレンズであった。
が・・・近似する レンズ が発売された(そのレンズについては後日)際に「新しいし、悪くはならない筈」と、買い替えてしまった。
あまり、屋外で「昆虫」を撮る事は無かった。ごく稀に使っても、広角端の 12mm域 で撮るだけであった。
「撮影倍率」もサルコトナガラ、被写体の近接撮影も出来たので、本当は良いレンズなのだと思う。。。
僕は、撮影対象柄「ボケ」を求めないので、「ボケ難い」 M.ZUIKO のレンズが合っているのだと思う。
OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅢ + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO + FL-700WR
神奈川県川崎市「裏山」にて 2021年9月11日 撮影 [ F8 1/640sec. ISO:3200 12mm ]
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