’23年 総括 上半期

今年2023年も残すところあと10日程となった。上半期の総括を綴りたい。

1月:年が改まった直後に 「ゴルダ」こと [ チャバネフユエダシャク Erannis golda ] の交尾シーンに遭遇。

幸先良いスタート。と、なった筈であったが・・・・・その後・・・鬱堕ち・・・・・。

2月:下旬まで、鬱・・・長引く・・・・・

26日:OM SYSTEM より発売された、M.ZUIKO DIGITAKL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO を購入。

本格的な「虫撮り」シーズンを前に発売されるところがニクイ。それまでの、60mm Macro が使いにくいレンズであったので期待した。

待望の初撮影となったのは、「冬夜蛾」の中で、初見となった [ ヨモギキリガ Orthosia ella ] となった。

3月:春が来る。今年の [ ミヤマセセリ Erynnis montanus ] の初認は、3月9日。最速記録であった。

3月19日には、川崎市内最北部で市内産 [ コツバメ Callophrys ferrea ] の生息地を案内して頂いた。見事、市内にも生息する事がわかった。

4月: 12日:Y-フィールドで園芸種のツツジが満開となり、大型アゲハを4種撮ったが・・・

機材がiPhone12mini であった為、精彩さにかける画像となってしまった。

普段、Y-フィールドでは RICOH GRⅡ を携帯しているが、その日は不携帯であった。常に持つ事を意識した次第。

17日:同じく Y-フィールドで [ ラクダムシ Inocellia japonica ] を拾った。

拾った。と、いうのは・・・・・死亡していたからである。残念であるが、毎年1頭は見ることが出来ている。

5月:5日:本blog 【 一日一蟲 】 を復活させた。20年弱、同タイトルであったり、別タイトルで blog を書いていたが、その記録は、web上から消えてしまった。新たな気持ちで始める事となった。

当日の、記念すべき1頭目の「虫」は・・・・・[ アカシジミ Japonica lutea。過去最速の撮影記録となった。

同日、煌びやかな「チビタマムシ」を撮影したが、「種」が分からずにいた。しかも・・・画像はピンボケ・・・・・。

残念であったが、埋もれさせてしまうのも勿体無い。と思い、Twitter にて尋ねると [ ダンダラチビタマムシ ] という事がわかった。

14日には、[ ミズイロオナガシジミ Antigius attilia attiliaを、

28日には、[ ミドリシジミ Neozephyrus japonicusを観撮する事ができた。ゼフシーズンの開幕が嬉しくて仕方なかった。

が・・・・・

6月:鬱る・・・・・かなり、ヤバイ状態まで鬱っていた。勿論、撮影にも出られずにゼフシーズンは流れていった・・・。

20日程臥せった後、ドウニカ19日に動ける様になる。も・・・時は既に「山ゼフシーズン」になっていた。

19日:[ フジミドリシジミ Sibataniozephyrus fujisanusを求め、1000m OVER の山登り。

素晴らしい「フジの水色」を写真に収める事ができた。これにて「完全復活」が宣言できたと思う。

その後も [ フジミドリシジミ ] をはじめとして、

[ ウラクロシジミ Iratsume orsedice orsedice 雌雄 ]

[ ウラキンシジミ Ussuriana stygiana

[ アイノミドリシジミ Chrysozephyrus brillantinus を精力的に撮りまくった。

上半期の写真としては、セカンドベストなのではあるが、

6月29日 に撮影した 【 アイノミドリシジミ 】 の「卍巴」を ベストな写真としてあげたい。

Photoshop の カメラRAW で最現像したヴァージョンである( ノートリミング )。

OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO 150-400mm F4.5 PRO + FL-700WR

焦点距離:320mm ・ F5.6 ・ 1/3200sec.

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